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まんぼうシリーズ4

市川染五郎と歌舞伎へ行こう!

09/03

「歌舞伎は難しい伝統芸能」というイメージが一変します。
カラー写真とイラストを多用し、
染五郎が歌舞伎の世界にあなたをご案内します。

市川染五郎と歌舞伎へ行こう!の表紙:クリックすると大きくなります

市川染五郎 編

定価(本体1,600円+税)
A5判 並製 144頁
発行日 2000年1月25日
ISBN4-8451-0614-0 C2074

【著者プロフィール】

市川染五郎(いちかわ そめごろう) 本名 藤間照薫(ふじま てるまさ) 昭和56年3月、7代目市川染五郎を襲名。歌舞伎はもちろん、シェークスピア劇や三谷幸喜作品など、舞台やTVドラマで活躍中。

【著者からのメッセージ】

 「歌舞伎」というと、わかりにくい伝統芸能のひとつ、というイメージが強いと思います。たしかに台詞は普段しゃべっている言葉と同じではないので、理解しづらいかもしれませんし、芝居の上でのいろいろな約束事や、繰り返し観なければ理解しにくい事柄もないわけではありませんから、それがそのまま皆さんから観て、敷居の高いものという印象につながってしまっている場合もあるでしょう。

 でも、歌舞伎を劇場で実際に観ていただければ、絢爛豪華な衣裳の色彩、多彩な仕掛け、ストーリーの奥深さなど、観ている人間を惹きつける要素にあふれたものであることは、わかっていただけると思います。

 なにを隠そう、私もその魅力に惹きつけられたひとりです。

 この本では、そんな歌舞伎の魅力の一端を、できるだけわかりやすくまとめてみました。300年以上の歴史に培われた歌舞伎は、先人たちの知恵と努力が積み重ねられたものですから、まだまだ数えきれないほどの驚きと魅力に満ち溢れています。舞台全体から発散するその魅惑的なパワーは、やはりライブでしか味わえないものです。自分の目で実際に歌舞伎を観て、あなた自身が感じる歌舞伎の素晴らしさを見つけてください。

 歌舞伎は知れば知るほど、その魅力の虜になる奥の深い世界で、飽きることがありません。

 さぁ、私が歌舞伎の世界をご案内いたします。

【目次】

第1章 役者・市川染五郎

梨園の家に生まれて/初舞台/誇り高き小学生/稽古と青春の日々/生涯の敵、松本幸四郎/日常生活/これから/染五郎への20の質問

幕の内コラム【若旦那のこと】

第2章 歌舞伎LIVEに行こう!

歌舞伎座って、こんなところ/チケットを買うために/舞台構造/歌舞伎の舞台裏をのぞいてみよう/歌舞伎座周辺食事ガイド/歌舞伎を楽しむヒント

幕の内コラム【チョン!で始まる歌舞伎ライブ】

第3章 演目解説

演目の種類

歌舞伎の作者たち

小笠原騒動(おがさわらそうどう)/高坏(たかつき)/切られ与三(きられよさ)/東海道四谷怪談(とうかいどうよつやかいだん)/女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)/双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)/椿説弓張月(ちんせつゆみはりづき)

知っておきたい作品20

桜姫東文章(さくらひめあずまぶんしょう)/鳥辺山心中(とりべやましんじゅう)/加賀鳶(かがとび)/法界坊(ほうかいぼう)/白浪五人男(しらなみごにんおとこ)/身替座禅(みがわりざぜん)/京鹿子娘道成寺(きょうかのこむすめどうじょうじ)/勧進帳(かんじんちょう)/かさね/菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)/伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)/仮名本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)/一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)/義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)/妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)/梅川忠兵衛(うめがわちゅうべい)/大石最後の一日(おおいしさいごのいちにち)/堀川波の鼓(ほりかわなみのつづみ)/頼朝の死(よりとものし)/葉武列土倭錦絵(はむれっとやまとにしきえ)

幕の内コラム【幕にもいろいろありまして】

第4章 あでやかに魅せてこそ花

義経千本桜―大物浦の場から役者のこしらえを探る

平知盛の顔ができるまで/隈取り解説

平知盛のかつら/かつらの解説

平知盛の衣裳/衣裳と役柄について

歌舞伎の色

幕の内コラム【役者の化粧】

第5章 歌舞伎役者

高麗屋のこと/五代目松本幸四郎/現代役者名鑑:伊達なつめ/屋号と紋のはなし

幕の内コラム【歌舞伎役者への道】

第6章 観劇いろは

舞台の仕組み・仕掛け/歌舞伎の音楽/芝居小屋紹介

幕の内コラム【高麗屋ッ!!って言ってみたい】

用語解説

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