転職・再就職支援セミナナーの一環として行っているパソコン講座に「この人、会社では偉い人だったんだろうな」と思わせる中高年が数多く参加しています。そこで指導しながら感じるのは、中高年はとくに性格の違いが顕著に出るということです。
謙虚な人は、教えられたことを素直に実行しようとします。知ったかぶりをせず、人への感謝の気持ちを忘れることはありません。他の参加者とも打ち解けて、個別の勉強会を主導する人までいます。そういう人は、セミナーがすべて終わる前に、さっさと転職・再就職を決めてしまいますし、偉そうにふるまう人はいつまでたっても決まりません。どちらにしても、「やっぱりね!」という印象です。
応募書類や面接でキャリアをアピールするテクニックはもちろん大事ですが、最終的には「人間的な魅力」がものをいうのです。キャリアでも趣味でも、自分でこだわりのある部分で、会社以外の新しい仲間に出会える場所に身を置いてみましょう。今まで気づかなかった自分が見えてきて、問題ありと気づけば軌道修正はできるはず。これからの人生、明るく楽しくするために、第一歩を踏み出してみましょう。55歳からでも遅くはありません。
(「あとがき」より)