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対話 山田洋次1

人生はつらいか

11/11

山田映画の真髄がここにある!
“働くこと”と“生きること”への心あたたまる応援歌。

対話 山田洋次1の表紙:クリックすると大きくなります

山田洋次

四六判 上製 228頁
定価(本体1,500円+税)
ISBN4-8451-0588-8 C0095
1999年7月25日 発行

【著者プロフィール】

山田 洋次(やまだ ようじ) 1931年、大阪生まれ。父親の勤務のため、2歳で満洲渡り、中学1年のとき敗戦で帰国。1953年、東京大学法学部卒業。54年、松竹大船撮影所に入社。
監督第1作は『二階の他人』(61年)。国民的シリーズ『男はつらいよ』全48作をはじめ、『家族』『同胞』『息子』『幸福の黄色いハンカチ』『キネマの天地』『ダウンタウン・ヒーローズ』『学校』『虹をつかむ男−南国奮斗篇』など多数。

【対話者と内容】

1 寅さんが教えてくれた人生論 城山三郎

 変わらない風景の大切さ/少年時代の渥美さん/文化を軽視する社会/何も指示しない監督/自信過剰の俳優は叱れ/笠智衆さんは半分仏様/使命を果たすように/教育界こそビッグンバンを/お荷物扱いの子どもたち/責任を取らない校長先生/古狸みたいな先生も必要だ/「ほんとうは観るほうが好き」/渥美清と田所康雄

2 仏教は中高年を救えるか 五木寛之

信仰を持つのは時代の要請/日本人の宗教観/中高年の自然な欲求/時代が『蓮如』を書けと命じた/人は軽きが良し/暮らしの中に息づいてきた/何かにすがりたいほどの不安/宗教家が試されている/オーラを放つ人が現れるか

3 心豊かなときを求めて 瀬戸内寂聴

昔の家族には貧しくても温かいものがあった/寅次郎のような家族は幻/どう死ぬかを真剣に考えること、それがどう年をとるかに結びつく/想像力は思いやりにつながり、思いやりは愛につながる

4 小さな子どもの大きな眼差し 灰谷健次郎

スピードを身につけると何かを失う/だれのためにものを創り続けるか/“役立たず”の存在が必ず光る/こけの一念で「寅さん」に賭ける

5 人の優しさと勁さ 武田鉄矢

優しさのコミュニケーション/島の生活から/荷物を背負って/教育をいじるな

6 笑いについて――ひとつの教師論 田中孝彦

人間にとっての笑い/現代日本の人間と文化の問題/先生の資質とユーモア/映画「学校」の構想

7 「寅さん」が住める町はあるか 吉岡 忍

通い店主たちが増え、町から生活の温もりが消えた/現代日本人に共通している喪失感/自立の気風を奪った企業社会/住みやすい条件は人間関係で決まる

8 わが青春譜 大原麗子

田舎育ちのぼくたちは、この人すてきだなと思った瞬間にもう失恋していた/少年時代を満洲で過ごしたから、寅さん的世界とはあまり縁がなかった/インベーダーゲームにポンポン百円玉を入れる若者を見ると、何か変な気持ちに

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