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関西電力の誤算(上・下)

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「企業への忠誠」か「人間の尊厳」か
――徹底した「企業忠誠」を求める関西電力に抗し、
「職場の自由」と「尊厳」を求めて闘いつづけた人びとがいた!
戦後の関電誕生から高度成長、そして現在……。
電力労働者としての誇りを賭けた闘いを徹底取材で描くノンフィクション・ドラマ。

関西電力の誤算(上)の表紙:クリックすると大きくなります
関西電力の誤算(下)の表紙:クリックすると大きくなります

大谷昭宏事務所/関電争議取材班 著

四六判 並製 平均260頁
各巻定価(本体1,600円+税)
発行日 2002年7月23日
(上)ISBN4-8451-0765-1 C0095
(下)ISBN4-8451-0766-X C0095

【大谷昭宏事務所ホームページ】

http://homepage2.nifty.com/otani-office

【著者プロフィール】

大谷 昭宏(おおたに あきひろ) 1945年、東京生まれ。1968年、読売新聞大阪本社入社。徳島支局を皮切りに大阪本社社会部・大阪府警捜査一課、朝刊社会面コラム『窓』欄などを担当。1987年、読売新聞社を退社し、黒田清氏とともに「黒田ジャーナル」設立。黒田氏没後は個人事務所を設けてテレビ、ラジオ等でジャーナリズム活動を展開。

主な著書(共著を含む)として、『警察幹部を逮捕せよ!』『権力犯罪』(旬報社)、『日本警察の正体』(日本文芸社)、『グリコ・森永事件――最重要参考人M』(幻冬舎)、『新聞記者が危ない』(朝日ソノラマ)、『警察が危ない』(朝日ソノラマ)ほか多数。

【著者からのメッセージ】

 日本を代表する企業のひとつである「関西電力」の労働者100名余が直面した過酷な差別構造を描いたのが、この本である。

 時代は、30年前にさかのぼる――。

 思想信条によるものとしか考えられない「賃金」をはじめとするさまざまな差別、職場の人間関係すらいとも簡単に破壊してしまう企業の力。就業時間外ですら求められる「企業への忠誠心」。

 それに抗して「人間の尊厳」と「職場の自由」を掲げた苦難のなかの抵抗。

 いまから思えば、誰がみても理不尽としか思えない差別がおこなわれた時代。それが70年代の日本であった。

 これを是正するのに、30年の歳月を要したのだ。

 この本のなかで、私は関西電力そのもの、そこで働く人々を批判しているのでは、決してない。

 私がこの本のなかで主張したかったことは、人が自由な考えを持つこと、自由に生きること、それはどんなことがあっても妨げてはならない。そのことがどれほど多くの人たちを傷つけることなのか、そのことをあらためて問いつづけたかったのである。

【推薦します

佐高信(評論家)

電力の会社なのに関西電力には明るさがない。ゲーテに倣って「もっと光を!」と言いたいところだが、それはなぜなのかをこの本は鮮烈に描いている。 信頼する書き手による読みごたえのあるドキュメントだ。

【目次】

プロローグの続き

 

[上巻]

プロローグ 和解

第1章 帰還

第2章 電力再編成

第3章 関西電力誕生

第4章 逆風

第5章 冬の時代

第6章 抵抗

[下巻]

第7章 大震災

第8章 反撃

第9章 忠実義務

第10章 家族

第11章 差別の対価

第12章 激震

第13章 包囲網

第14章 和解

エピローグ 闘士逝く

あとがき

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